オランウータンみたいな小学校教師の日常

小学校教師をしている30代男です。オランウータンみたいな体です。仕事のこと、家族のこと、自分が考えていることを少しずつかいていきます。

怖い話

先週、家庭訪問がおわりました。

 

 


保護者の方と、
普段は分からない家庭での様子や
学校で頑張っていることを話すことができていい時間でした。

 


何件かの保護者の方に言われたのが

 

 

 


先生のする怖い話、よく聞かされます

 

 

 

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ということでした。

 

子どもたちは、怖い話が大好きですね。

 


よく雨の日に、聞きたい人はおいで~と呼びかけて休み時間にやっています。
(そうすると、暴れることもなくていいんですよね笑)

 

 


今日は、鉄板を1つ。(と言っても、ネットか何かで仕入れたやつです。)

 

 

 

 

 

 


「てけてけ」


夕焼けで空がオレンジに染まっていた日のことです。


一人の男の子が、教室にドリルを忘れて取りに来ました。


その男の子は六年生(担任しているクラスにしてます笑)で三階の教室でした。


そのときは、教室には先生も誰もおらず、ドリルをとって出ました。


下に降り、何となく自分の教室を見上げると窓がひとつあいていました。


「え?あいてたっけ?」


そう思いながら、窓を見つめていると教室から知らない女の子がすっと顔を出して、美しいオレンジ色の空を見ていました


誰もいなかったのにな。


見たことのない、かわいらしい女の子でした。


(よそのクラスの子かな?勝手に俺の教室入ってるぞ)


男の子は、三階の女の子に向かって声をかけました


おーい!何やってんの?


放課後の学校、何故か今日は人の気配がなくて静かです。自分の声だけ響きます。


女の子は聞こえなかったのか、ずっと空を見つめています


(無視かよ。。)もう一度、男の子は声をかけます。


「もう、下校の時間や!おりてこいよー」


ふっと、女の子が下を見ました。笑顔です。


「うん!今からおりるね!よっ、と」


女の子が三階の窓から乗り出しました。
その時見えました。

 

女の子は、腰から下が血まみれで足がなかったのです。

 

男の子は、幽霊だ!と感じ逃げようとしました。


しかし、腕だけで女の子が追いかけてきたのです。


こうやって!!

 




 

 

…と、大きな声で、腕の動作をつけながら
言うと大体成功します(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

来週も、雨の日があるので

 

今からネットで怖い話在庫を増やしておきます。